EIGHTY-SEVEN

最近の出来事+過去写真の供養

ギリシャ映画デビュー

まず最初にギリシャ旅行に行った時に撮った写真で眼球を浄化しておこう。

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映画「マンマ・ミーア!」で、メリル・ストリープがThe Winner Takes It Allを歌った、スコペロス島にあるグロッサという街で撮った写真。

 

もっと早く気づきたかったことなんだけど、私どうやら語学に特別な関心があるらしい。

学生の頃は、どうしても単位やら資格やらと結び付くから、純粋に語学を好きになれてなかった気がする。

でもそういったものから離れて自由に勉強出来るってなったとき、強制されてもいないのに自然と英語の本を読んでたり、YouTubeで語学チャンネルを見てたり、時間も忘れて没頭してる自分に気づいた。

大体において、日本語でだって歴史とか環境とか社会問題に関する文章読むのうんざりなのに、それが外国語ってなったら余計読むの嫌になるよね。それなのに学校の授業や資格試験で扱う題材はそんなものばっかり。

その悪い構造に気づかず、語学=煩わしいもの って錯覚してた気がする…。

 

さてそんな私が今熱心に勉強してる言語、それが

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ギリシャ語!

 

ソースの信憑性はわからないけど、wikiの「ネイティブスピーカー数の多い言語一覧」*1を見たところ、英語のネイティブスピーカー数は5億3000万人で、中国語に次いで世界2位。一方ギリシャ語は63位で1200万人というマイナーっぷり。どうりで良い教材が見つからない…。(ちなみに日本語は9位で1億3400万人。)

 

日本でギリシャ語検定を主催してる協会に問い合わせて、初学者向けの教科書を紹介してもらって買ったんだけど、もはや英語でいうところの「グッモーニンエブリワン、グッモーニンミズグリーン」レベルの会話すら訳が分からず…。

ちょっとこれは語彙を増やしてからやった方がいいなと思って、ギリシャ語の単語集をネットで探して購入しようとするも、見つかったのが1988年に出版された上記の写真の『現代ギリシャ語基礎1500語』くらい。

基礎的な単語なら30年前でも一緒でしょ!と思ってノリと勢いで購入。いざ手元に届くと…想像以上にレトロで昭和感満載なんですけど(笑)。

中身も中身で、使用頻度順やカテゴリーごとに単語が整理されてるわけでなく、単にアルファベット順に基本単語が並んでるだけ。見づらいわ!

 

いやもうこれどうしようもない、1語でもいいから映画を見て単語を覚えようと、ネットで日本でも見れるギリシャ映画を調べてみる。

白い背景に女の子が2人映ってるパッケージの「籠の中の乙女」という映画がU-NEXTで見れるみたいだったので早速見てみることに。

……何なのこの映画!!

開始早々男女が服を脱ぎ出し画面上にでっかいモザイクが登場するし、女の子が人形の体をハサミでちょん切って遊んでるし、軽い兄弟ゲンカ程度で妹がお兄ちゃんの腕を包丁で切るし…。くっそサイコすぎて気分が悪くなりそっと視聴画面を閉じました。

こうして私は苦ーいギリシャ映画デビューを果たしましたとさ。

 

正直動画をずっと見てるの苦手なんだけど、今のところなんだかんだYouTubeギリシャ語学習者向けの動画が1番有用かな。

ギリシャ語習得の道はまだまだ遠そうです…。